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専用住宅
この住宅は、クライアントのこだわりによる純和風2階建て住宅である。
家族の半数は、アトピーによるアレルギーがあり、永年悩まされておられた。ビニールクロス等のホルムアルデヒドを含む建材は使わないでほしいとの希望で、ご提案の上、主要仕様は下記とした。一部の突き板合板以外は使用していない。少量の突き板合板はあるものの、自然換気や無垢板材、珪藻土塗り壁で吸収し、影響がないよう配慮している。
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床:無垢の北欧産パイン材厚32mm、本実加工、水ワックス仕上げ
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壁:プラスター塗りの上、珪藻土塗り、一部漆喰塗り、一部北欧産パイン材厚26mm、水ワックス仕上げ
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天井、突き板貼り
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建具・家具類:無垢木材、及び突き板貼り
![]() 外観 | ![]() 外観-勝手口 |
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![]() 前面土間 | ![]() アプローチ脇庭 |
![]() 雨水落し | ![]() 玄関ポーチ |
![]() 玄関-下足入 | ![]() 玄関-廊下 |
![]() 廊下 | ![]() 廊下 |
![]() 電話台 | ![]() 引き込みサッシ+障子 |
![]() 引き込みサッシ+障子 | ![]() 階段 |
![]() 洋室 | ![]() 和室居間 |
![]() 居間-テレビ収納 | ![]() DK |
![]() 特注システムキッチン | ![]() 洋室 |
![]() 洗面室 | ![]() 浴室 |
![]() 浴室 |
屋根・床、壁の断熱性能にも十分余裕のある性能を有しているため、夏は涼しく、冬暖かい環境を実現した。
特に屋根は、瓦桟の下に、タテ流れ瓦桟を設け、熱が上部に流れこもらないように設計されている。オーナーの心配をよそに、エアコンの使用時間も短縮でき、真夏でも、2時間以下のタイマー設定で、朝、目が覚めても、室内はヒンヤリしている状態で、かなりの省エネ効果を得た。
構造は在来木造軸組工法であるが、随所に耐震構造に配慮し、特に塗り壁下地は、間柱間に板材15×45@300下地の上ラスボード下地プラスター塗り下地、珪藻土塗りとし軸組を一体化し、実質的な耐力壁となるよう設計している。福岡西部沖地震の際には、近隣の家屋は被害を受けたが、この家はクラック一つ入らず、オーナーも感心したほどであった。
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